与えられた時間の半分を三等分する。
- レポートを1ヶ月で書かなくてはならない場合,
- 5日で文献資料を集め,
- 5日で資料を読み,
- 5日で執筆する。
- レポートを1週間で書かなくてはならない場合,
- 1日で文献資料を集め,
- 1日で資料を読み,
- 1日で執筆する。
[1]文献資料を集める/テーマを絞る
- テーマがある程度絞られていることが前提。
- だが、無い物ねだりをしても仕方ない。漠然としたテーマでも、走り始めるしかない。
どこに行くか
- 新しいテーマ→本屋(できるだけ大きな本屋へ)
- 古いテーマ→図書館(できるだけ開架式の図書館へ)
本の立ち読み
- 目次、序文、後書き、解説などに目を通す。
- 実用書か,入門書か,あるいは専門書かなどを判断する。
本の選び方
- どうせ全部は読まないかもしれないから厚くてもいい、事典でも選ぶつもりで,必要なことが書いてありそうな本を選ぶ。
- 良くできた入門書が1冊あると助かる。
- たとえ反発を感じるものでも,しっかりとした論理構造を持つものが良い。
- はっきりと自分の立場を明かして,論理的に論じているものが良い。
- 立ち読み・本選びをしているうちに、これまで何が問題とされてきたのか、自分が必要としている情報が書いてある本はどれか、がわかってくる。これは漠然としているテーマを明確なものにする過程でもある。
資料集めを止める
予定の時間が過ぎたら、それ以上意識的な資料集めはしないようにして、次のステップへ進む。
[2]資料を読む
資料読みと平行して、書籍以外に
- テーマに関連した雑誌記事や新聞記事を探す。
- 新しいテーマならインターネットのウェッブページを探す。
資料読みの順序
- しっかりとした論理構造を持つものから始める。
- 書籍→雑誌→新聞→ウェッブ→人に聞く
書籍の読み方
- 書籍も基本的にはノートだ。傍線や書き込み(☆,?,!,BS)を入れながら読む。
- 図書館の本はコピーをとって「ノート」にするか,ポストイットを使って,同じような作業をする。
- この本はダメだと思ったら深追いをしない。
- 知りたいことが手に入ったら読むのをやめても問題ない。
資料読みを止める
予定の時間が過ぎたら、それ以上意識的な資料読みはしないようにして、次のステップへ進む。
[3]執筆する
平均的な書く速度
余った時間があったら
- 疑問の解消に使う。
- 自分が信頼できる人に読んでチェックしてもらうのが良い。
以上
- 時間配分をしっかり守れば書き終えることができるはず。
- 作品の質については、時間と能力と努力の関数となるだろう。
|