What's NewSyllabus
- 授業内容と方法
- 演習形式で、国際関係論における代表的な文献の講読を通じて、専門科目を学ぶ上での基礎知識を習得すると同時に、文献の読み方、レジュメの書き方、報告・討論の仕方など、演習を進めていく上で必要な技術を学ぶ。
- 達成目標
- (1)国際関係論における代表的な文献について議論するための知識・技法を修得し、これをもとに議論できる。
- (2)国際関係論における代表的な文献を批判的に読み、レジュメを作成する事ができる。
- (3)国際関係論における代表的な文献について論述するための知識・技法を修得し、これをもとに論述できる。
- この科目は政治・国際関係学士教育プログラムの学習教育目標の「専門的知識の修得」「情報収集能力の修得」及び「コミュニケーション能力の修得」に関連した授業である。
- 評価基準と評価方法
- (1)報告・討論への参加状況とその内容。(30%)
- (2)レジュメの内容(25%)
- (3)テキスト批評の内容(45%)
- 履修条件:2012年次の政治・国際関係専攻学生の必修科目。
- 授業計画:下記「Schedule」参照
- 事前・事後学修
- 授業計画に記載された課題について議論できるよう予習してくること。
- テキストの担当部分についてレジュメを作成してくること。
- 課題レポート執筆のための教室外での学習については言うまでもない。
- 教科書
- 河野哲也『レポート・論文の書き方入門 第3版』慶応義塾大学出版会
- プリントを用意する。
- 参考書:
- フォーリン・アフェアーズ・ジャパン編・監訳『フォーリン・アフェアーズ傑作選1922-1999アメリカとアジアの出会い(上)』朝日新聞社。
- フォーリン・アフェアーズ・ジャパン編・監訳『フォーリン・アフェアーズ傑作選1922-1999アメリカとアジアの出会い(下)』朝日新聞社。
- その他,授業の中で随時紹介していく。
- 備考(メッセージ):特になし。
- オフィスアワー:金曜日15:00-16:00(法文214)
- メールアドレス:hoshinoe(アット)eve.u-ryukyu.ac.jp
Schedule - 10/04 01 イントロダクション
- 10/11 02 「フォーリン・アフェアーズ傑作選1922-1999(上)」8, 9
- ケナン(1947)「ソビエト対外行動の起源」
- リップマン(1947)「封じ込め政策ではなく、大いなる妥結を」
- 10/18 03 「フォーリン・アフェアーズ傑作選1922-1999(上)」10, 11
- バーンスタイン(1995)「原爆投下は何を問いかける?」
- フェアバンク(1950)「アジアのナショナリズムと革命思想」
- 10/25 04 「フォーリン・アフェアーズ傑作選1922-1999(上)」13, 14
- モーゲンソー(1967)「介入すべきか、介入せざるべきか」
- ニクソン(1967)「ベトナム後のアジア」
- 11/01 05 「フォーリン・アフェアーズ傑作選1922-1999(上・下)」15, 16
- ボール(1969)「外交におけるスローガンと現実」
- ジョンソン(1972)「中国と日本の相互認識」
- 11/08 06 「フォーリン・アフェアーズ傑作選1922-1999(下)」17, 18
- ザゴリア(1984)「中国の静かな革命」
- ウォルファレン(1986/87)「日本問題」
- 11/15 07 「フォーリン・アフェアーズ傑作選1922-1999(下)」19, 20
- リー&ザカリア(1994)「文化は宿命である」
- クルーグマン(1994)「まぼろしのアジア経済」
- 11/22 08 「フォーリン・アフェアーズ傑作選1922-1999(下)」21, 22
- ブレジンスキー(1992)「歴史としての冷戦」
- ハンチントン(1993)「文明の衝突」
- 11/29 09 「フォーリン・アフェアーズ傑作選1922-1999(下)」24, 25
- マシューズ(1997)「パワー・シフト」
- ローズクランス(1996)「バーチャル国家の台頭」
- 12/06 10 「フォーリン・アフェアーズ傑作選1922-1999(下)」26, 27
- ナイ&コヘイン(1998)「情報化時代のソフトパワーを検証する」
- ハンチントン(1999)「孤独な超大国」
- 12/13 11 『Foreign Affairs Anthology』
- ハース(2008)「アメリカの相対的衰退と無極秩序の到来」Vol. 27
- バーグステン(2008)「米中によるG2の形成を」Vol. 27
- ジョフィ(2009)「21世紀を主導するのはアメリカか中国か」Vol. 29
- 12/20 12 『Foreign Affairs Anthology』
- マルガン(2000)「官僚と政治家が日本を滅ぼす?」Vol. 32
- リンド(2009)「日本の歴史認識と東アジアの和解を考える」Vol. 29
- パッカード(2010)「日米安保条約50周年の足跡と展望」Vol. 32
- 12/27 13 『Foreign Affairs Anthology』
- クライン&クキエル(2009)「輸出主導型経済成長モデルの終わり?」Vol. 29
- ナイ(2010)「アメリカ・パワーの将来」Vol. 33
- バドサール&フクヤマ(2011)「ポスト・ワシントンコンセンサス」Vol. 35
- 01/10 14 『Foreign Affairs Anthology』
- クリステンセン(2011)「中国の対外強硬路線の国内的起源」Vol. 35
- スナイダー(2011)「北朝鮮の不安定化と米中関係」Vol. 35
- パッカー(2011)「ブロークン・コントラクト」Vol. 36
- 01/24 15 『Foreign Affairs Anthology』
- クプチャン(2012)「漂流する先進民主国家」Vol. 35
- ヘジンボサム他(2011)「漂流する日本の政治と日米同盟」Vol. 35
- ベッツ(2011)「紛争か協調か」Vol. 36
- レポート課題提出締切:2月7日、星野研究室メールボックスへ。自分用のコピーも作成して保存しておくこと。
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