What's New Syllabus
- 授業内容と方法
- 講義形式で、国際政治経済的な側面を中心に,時事的な話題を盛り込みながら,国際関係論の 入門的な概説を行ないます。国際政治経済学の歴史,ブレトン・ウッズ体制の成立と崩壊,貿易と投資,開発と環境,地域的協力機構、国際開発・貧困削減などが主なテーマです。 国際開発・貧困削減については、ケースを使っての学習や授業の中での質疑・議論を重視します。
- 達成目標
- (1)国際政治経済論の基礎的な知識を身に付け、それを説明できること。
- (2)国際開発について基礎的な知識を身に付け、それを具体的事例について応用できること。
- この科目は政治・国際関係学士教育プログラムの学習教育目標の「専門的知識の修得」「問題解決能力の修得」及び「コミュニケーション能力の修得」に関連した授業である。
- 評価基準と評価方法
- (1)筆記試験(50%)。
- (2)10本のA4レポート(各5%、計50%)。A4のレポートのテーマは講義時間中に知らせると同時に授業のホームページ(このページ)に記載する。
- 履修条件:特になし。3・4年次演習で国際関係論演習(星野ゼミ)を希望する学生は,「国際関係史」「国際政治学」とともに,2年次までに受講しておくことが望ましい。
- 授業計画:下記「Schedule」参照
- 事前・事後学修
- 授業計画に記載されたテキストの部分について質問に答えられるよう予習してくること。
- A4レポート執筆のための教室外での学習については言うまでもない。
- 教科書
- 野林健他『国際政治経済学・入門』有斐閣。
- 山口しのぶ他編『ケースで学ぶ国際開発』東信堂。
- 参考書:
- 『トダロとスミスの開発経済学』国際協力出版会。
- 斉藤文彦『国際開発論』日本評論社。
- 下村恭民他『国際協力ーその新しい潮流』有斐閣。
- その他、授業の中で随時紹介していく。
- 備考(メッセージ):特になし。
- オフィスアワー:金曜日15:00-16:00(法文214)
- メールアドレス:hoshinoe(アット)eve.u-ryukyu.ac.jp
Schedule - 10/03 01 イントロダクション/「経済」の論理と「政治」の論理
- シラバス確認
- 授業のページ確認
- 教科書の予習のために(PQ4R)
- 追加登録、登録取消
- 「経済」の論理と「政治」の論理
- 10/07 02 国際政治経済の見方(1)pp. 24-33を中心に
- 10/10 03 国際政治経済の見方(2)pp. 33-46を中心に
- 10/17 04 国際政治経済の見方(3)pp. 46-58を中心に
- 10/21 05 力の構造と国際経済体制
- 10/24 06 冷戦とブレトンウッズ体制
- 10/28 07 安全保障と経済
- 10/31 08 沖縄の米軍基地をめぐる政治と経済
- 11/04 09 保護貿易をめぐる政治と経済
- 11/07 10 金融グローバル化の構図
- 11/11 11 科学技術と現代国際関係
- 11/14 12 移民をめぐる政治と経済
- 11/18 13 経済発展と人権・民主化
- 11/21 14 地球環境をめぐる政治経済
- 11/25 15 グローバル・レベルの国際秩序の模索
- 11/28 16 リージョナル・レベルの国際秩序の模索
- 12/02 17 ナショナル・レベルからの国際秩序の模索
- 12/05 18 国際政治経済学の未来像
- 12/09 19 (試験)
- 12/12 20 ケースで学ぶ国際開発
- 12/16 21 ケース1 それでも続けなければならない理由はあるのか
- 12/19 22 ケース2 「もう援助はいらない!」
- 12/23 23 ケース5 生活スタイルを変えることは可能か
- 12/26 24 ケース7 撃たれる前に逃げよ?
- 01/06 25 ケース8 「少数民族による少数民族のためのプロジェクト」の理想と現実
- 01/09 26 ケース9 何が間違いだったのか
- 01/13 27 ケース10 崖っぷちのメコン委員会
- 01/16 28 ケース11 零細漁民は沿岸開発にどう立ち向かえばよいのか
- 01/20 29 ケース15 誰が何を必要としているのか
- 01/23 30 ケース16 ジェンダーをめぐるタリバーンとの対話
- 01/27 31 まとめ
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